群馬県桐生市にある桐生市陸上競技場を、この度、JAAF(日本陸上競技連盟)・第3種公認陸上競技場として、公認更新整備工事を行いました。
観戦スタンドも含む施設全体をリニューアルした今回の大工事ですが、特にウレタン舗装表面が、劣化した茶色から真新しいブルーになったことで、新設の陸上競技場のように生まれ変わりました。
トラック走路の大部分は、【切削オーバーレイ工法】で改修しました。
まず、ウレタン舗装表面をミリ単位の細かい精度で薄く丁寧に切削し、その切削した表面に新たなウレタン舗装材を敷設、表面はエンボス状に仕上げました。
ウレタン舗装表面が劣化・摩耗した際、経済的かつ効率的に補修・再生できるのが、【切削オーバーレイ工法】です。
直走路スタート部、走幅跳助走路などは、ウレタン舗装【オールウェザーS】を新設しました。
【オールウェザーS】は、日本国内で最初に生産されたウレタン系・全天候舗装材です。一年を通して最適なコンディションを維持し、耐候性・耐摩耗性などにも優れ、維持管理が殆ど不要です。
また、硬度の異なるウレタン材を重ねて構成する「多重弾性構造」になっており、アスリートに最適な舗装材として評価をいただいております。その優れた性能が認められ、World Athletics(世界陸連)製品認定証も取得いたしました。
ウレタン舗装補修後は、複雑な陸上トラックの各種ライン・マーキングを塗布し、令和3年度から適用される新ルール対応としました。
今後も、理想のフィールドづくりを通して、豊かな環境作りに貢献してまいります。
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